【知るシリーズ】四十九日

【知るシリーズ】四十九日
”知る”ことで、
お別れの時間があたたかくなりますように。
本日は 『四十九日』 についてです。
ご宗派や地域により所説ございますので
一例として、
やさしく読んでいただければ幸いです。
◆四十九日とは?
四十九日(しじゅうくにち)とは
仏教において
故人様が亡くなられてから
49日目に行われる大切な法要のことです。
この日は、
故人様の魂が仏様のもとへ向かう旅を終え、
無事にあの世(極楽浄土)へ
たどり着く日とされています。
また、ご遺族にとっても
「忌明け(きあけ)」と呼ばれ、
悲しみに一つ区切りをつける
大切な節目でもあります。
◆「49日」に込められた意味
仏教の教えでは
人が亡くなった後、
極楽浄土へ向かうまでは49日の間に
7日ごと 計7回、
あの世の裁判官かた生前の行いについて
裁きを受けるといわれています。
・初七日(7日目)
無益な殺生をしなかった
・二七日(14日目)
盗みなどをしなかったか
・三七日(21日目)
心を惑わす行いがなかったか
・四七日(28日目)
嘘をついたり、人を傷つけなかったか
・五七日(35日目)
閻魔大王による最も重要な裁き
・六七日(42日目)
生まれ変わる世界の条件の審議
・七七日・四十九日(49日目)
最終判決の日
この7回目の最後の判決の日が「四十九日」です。
ここで故人様が向かう世界が決定し、
長い旅が終わりを迎えます。
◆ご家族の祈りが『応援』になる
裁きと聞くと少し厳しく怖いイメージを
持たれるかもしれませんが、
実はこの7日ごとの法要には、
あたたかい意味があります。
ご家族が手を合わせ、
故人様を想うことにより、
その「善い行い」が故人様へと届けられます。
つまり、あの世で旅をしている故人様へ向けた
ご家族からの「応援」や「推薦状」のような
役割を果たしています。
◆四十九日にすること
〇法要
ご寺院様にお経をあげていただきます
〇会食
親しい方々が集まってお食事をともにし、
故人様を偲びます。
〇お位牌の準備
お葬儀の際の白木の仮位牌から
お仏壇に納める本位牌へと魂を移します。
◆さいごに
四十九日はただ決められた手順をこなすことではなく
【故人様が迷わず安らかな世界へ行けるよう
遺された家族が祈り、
あたたかく応援するための時間】です。
意味を知ることで
お別れの時間に
ほんのりとしたあたたかさを
もたらしてくれるような気がします。