【知るシリーズ】初七日

【知るシリーズ】初七日
”知る”ことで
お別れの時間があたたかくなりますように。
本日は 『初七日』 についてです。
ご宗派や地域により所説ございますので、
一例として
やさしく読んでいただければ幸いです。
◆初七日とは?
初七日(しょなのか)とは、
故人様が亡くなられた日を含めて
7日目に行われる、
お別れのあとで一番最初の節目となる法要です。
仏教の教えでは亡くなったあと、
故人様が「三途の川」のほとりに
到着する日とされています。
激流なのか、
それとも穏やかな浅瀬なのか、
はたまた橋なのかーーー。
故人様が渡る場所を決める
最初の裁きが行われる日であり、
無事に渡り切れるように
遺されたご家族が祈りを捧げる大切な日です。
◆初七日法要の今と昔
〇支えあいの場
お葬式が終わって間もないこの時期は、
ご遺族様にとっても張っていた糸が切れ、
大きな悲しみや寂しさが押し寄せてくる
タイミングでもあります。
本来の初七日法要は、
お葬式とは別の日に改めて親族が集まり、
故人様を偲ぶとともに
悲しみの渦中にいるご家族をみんなで支えあい、
慰めあうための場でもありました。
〇繰り上げ法要
現代では、
お葬式(火葬)の当日に合わせて
初七日法要を行うことが主流になってきています。
これは、仕事や遠方からの移動など、
現代の生活の中で、
7日後に再び集まることが難しいという
ご親族が増えたことによる変化です。
本来のかたちとは異なりますが、
決して簡略化だけが目的ではなく、
集まれる当日にしっかりと心を合わせ、
故人様へ最初の祈りを
届けられるようにという、
現代に合わせたあたたかい配慮のかたちでもあります。
◆さいごに
かたちが変わっても
故人様を想う気持ちは変わりません。
初七日はただの慣習や手続きではなく、
【旅立った故人様へ
あたたかな祈りを送る大切なひととき】です。
意味を知ることで
お別れの時間に
ほんのりとしたあたたかさを
もたらしてくれるような気がします。