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【知るシリーズ】お経

”知る”ことで、
お別れの時間があたたかくなりますように。

本日は 『お経』 についてです。

ご宗派や地域により所説ございますので、
一例として
やさしく読んでいただければ
幸いです。

◆お経とは?
お経(きょう)とは、
仏様の教えが書かれた
言葉の集まりのことを指します。

もともとはインドの古い言語で書かれ、
長い年月をかけて
中国語や日本語に訳され、
今の形となり
受け継がれています。

葬儀では、
そのお経を声に出して
読み上げることで、
祈りの時間をつくるための大切な儀式として
行われています。

◆お経に込められた意味
〇故人様への道しるべ(引導)
 お経には
 「どうか迷わず進めますように」
 という願いが込められています。
 仏様の教えを音として届けることで
 故人様の旅立ちを、
 そっと見守る意味があるといわれています。

〇仏様の弟子になる(授戒)
 葬儀に読まれるお経には、
 「仏様の教えを胸に生きていく」
 という願いを込める意味もあります。
 故人様だけでなく、
 遺された人もまた、
 その教えに触れる大切な時間になります。

〇遺された人の心を癒す
      (グリーフケア)
 お経は、
 故人様のためだけでなく、
 遺された人の心を支えるためのものでもあります。
 響きに身をゆだねることで
 悲しみの中でも呼吸が整い、
 大切な人との別れを
 少しずつ受け入れる
 力を与えてくれます。

◆お経の由来
お経は、
お釈迦様の教えを弟子たちが
口伝で伝えたことが始まりとされています。
やがて文字でまとめられ、
祈りの場で読まれるようになりました。

長い歴史の中で、
お経は「祈りの言葉」であると同時に、
人の心に寄り添うための大切な響きとして
受け継がれてきました。

◆さいごに
お経は
ただ難しい言葉を唱えているわけではなく、
【故人様を想い、
 遺された人の心をそっと支えるための祈り】です。

今は音楽葬や自由葬など、
お経のないお葬式も増えていますが、
長い歴史の中で
お経が受け継がれてきたのは、
「大切な人に旅立ちを厳かに見送り、
遺族の心に区切りをつける力」が、
人々の支えになってきたからでは
ないでしょうか。

意味を知ることで、
お別れの時間に、
ほんのりとしたあたたかさを
もたらしてくれるような気がします。
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